2020-04-01 フィギュアスケートにおける主観的評価の検証 データによる分析 ジャッジへの疑問について 成果評価基準における正確性について ―フィギュアスケートにおける主観的評価の検証 https://www.jcer.or.jp/jcer_download_log.php?f=eyJwb3N0X2lkIjozMjQ3MywiZmlsZV9wb3N0X2lkIjoiMzI1MDUifQ==&post_id=32473&file_post_id=32505 労働に対する評価についての考察の一手段として フィギュアスケートの採点の実情を分析したとても長い論文です。 データは旧採点基準の下でのものですが、ナショナルバイアス以外にも 競技会での採点が最終グループかどうかでバイアスがかかっているという 結果が興味深いです。 最終的に、上位グループに入った場合、能力に関係なく 演技構成点に限定して期待バイアスとして、 平均で男子で2.001点、女子で1.912点上がっていると結論付けています。 分析の具体的な方法論も興味深いものがあります。